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オリンピックが終わり... [スポーツ]

4年に一度の若者の平和の祭典、オリンピックが終わります。オリンピックでは本当にいろんなことが考えさせられます。

 フィギァ・スケートのプルシェンコは「真央のトリプルアクセルには、もっと点数を上げてもいいと思う。世界で初めて一つの演技に二回も入れているんだからね。これはすごいことなんだ」と言っていました。これも4回転に賭けてきたプルシェンコらしい考えだと思います。私は採点系の競技というのは、採点者の胸三寸で決まるのだと思っています。上村愛子だって採点のやり方一つでメダリストになっていてもおかしくないと思います。

 今日の女子ノルディックの5位入賞の石田正子選手がインタビュアーに「メダルに何が足りなかったと思いますか?」と聞かれて「言っていいのかな?言ってしまうとやっぱりお金ですね。環境さえ整えば、メダルを取れると思います。」と答えました。私は「よく言ってくれた」と思います。芸術に対する評価と同じで日本はアスリートに対する評価の低い国だと思います。せめてマスゴミがこぞって「メダル、メダル」と騒ぐなら、あんなろくに知りもしないタレント司会を起用したりせずに、各競技のアスリートたちにもっと金を出して経済的な苦労をしないで練習に打ち込める環境を作ってやればいいのにと思います。

 今回、韓国は金メダル6個、銀メダル6個、銅メダル2個と、圧倒的に日本を突き放してカナダ、アメリカ、ドイツ、ノルウエーに次ぐ5位の座を確保しました。立派だと思います。メダリストには金メダルが3,000万ウォン(約300万円)、銀メダルは2,000万ウォン(約200万円)、銅メダルは1,000万ウォン(約100万円)と、日本オリンピック委員会(JOC)の報奨金と比べると殆ど差はありません。しかし、それとは別に「年金」が支給されると言います。因みにキム・ヨナ選手は19才ですが、この制度によってもうすでに毎月80,000円の「年金」を死ぬまで得られるそうです。男子の場合「兵役免除」というのも韓国では「報償」になります。アスリートの練習環境が整えられないなら、せめて「報奨制度」をもう少し充実させてあげてもいいと思います。

 なにはともあれ、選手たちは本当によく頑張っていると思います。彼らこそは、尊敬に値するタレント(有能な人)たちです。神様によって選ばれた才能に己の努力を積み重ねてきた真のエリートそのものではないでしょうか。下手くそなインタビュアーなど足元にも及ばない圧倒的な存在だと思います。

 

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