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バンクーバー、朝青龍 [スポーツ]

いよいよ、バンクーバー・オリンピックが開幕されます。
日本の選手団も殆ど選手村入りし、本番に向けた調整をしているというニュースが入っています。
日本代表に選ばれた選手たちには、それぞれが今までの競技生活の中で最高のパフォーマンス(実力発揮)を本番でできるといいなと思います。それにはそっと見守ることでしょう。
しかしそれを妨げる要因がまたぞろ出てきているのが気になります。
新聞やテレビ、ラジオ、様々な報道がヒートアップしつつあります。
確かにワクワクするには違いないのですが、どうもマスコミを見ていて勝手な「思い込み」の強さを感じます。「メダルが取れればいいな」という「希望的観測」を垂れ流すのはやめてほしいと思います。
フィギアやスピードのスケート種目、スキーのモーグル。
世界の選手たちもみな同じように競技で最高の輝きを発揮すべく頑張っているはずです。
メダルに絡むこと自体、ものすごく難しい、険しいものでしょう。
特にテレビ各局が15才の中学生選手、高木美保選手にしつこくまとまりつくのが目につきます。
きっと精神的プッシャーやら大人への気遣いから相当疲れていることでしょう。
選手たちにはメダルなんか考えず、世界との競い合いを心から楽しんでほしいと思います。

朝青龍について
29才の若者には、なかなか難しい「品格」で相撲界を追われました。
私も報道で知る限りにおいて朝青龍の言葉遣い、所行の悪さは横綱に相応しくないと思います。
親方と協会の指導力のなさが最大の問題点であり、かわいそうなのは朝青龍本人であるという見方にも賛同します。
それにもう一つ朝青龍について「かわいそう」な点があります。私の独断ですが、それは奥さんとの離婚です。
原因の真偽はわかりません。朝青龍自身の女性問題、タミル夫人の浪費癖と噂はありますが、
いずれにせよ、夫婦仲が悪く、破綻していたのでは「仕事に打ち込む」にも限度があります。
場所中にもかかわらず夜明けまで飲み歩いたり、横綱にあるまじき行動をとっていたのは、
「心のよりどころ」がなかったからではないでしょうか。
子供にも会えず、きっと淋しかったのであろうことは想像できます。
「相撲をやって一番印象に残ることは?」と聞かれて、武蔵丸を倒して優勝したときのこと、
その時「モンゴルから両親を呼んで」と言ったところで、目をうるませ、胸を詰まらせていたことが印象的でした。
きっと勝っても勝っても癒されることのない家庭に傷ついていたことが、朝青龍の不幸だったのではないかと思います。
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